さくさく経理!

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証憑はなぜ必要か

こんにちは、さくさく経理です。

今日は経理に関わりが深い証憑(しょうひょう)について。
領収書や請求書、見積書など証憑の指す範囲は広いですがそもそもなぜ必要なのでしょうか。

1.取引の事実を立証するため

会計処理は事実に基づいて行われています。
その事実を立証するための証拠となるのが領収書や請求書などの証憑書類です。

2.内部統制のため

不正や誤りを起こさない仕組みとして重要です。
経費精算では領収書添付を義務付けることで、横領や二重払いを防ぐことに繋がります。
取引先への支払でも、請求印のある請求書原本添付を義務付けることで二重払いを防ぐことに繋がります。

3.法人税法会社法等で規定されているため

法人税法による保存期間は長いもので7年会社法による会計帳簿の保存期間は10年と定められています。